コノハカメレオンの飼い方

コノハカメレオンの飼い方に関する情報です。
そもそもカメレオンは、動物園でも長期飼育は難しいの生物です。
カメレオンは動作や表情が面白いのに、飼ってる動物園が少ないというのは、そのような理由からです。
しかしコノハカメレオンは、その中でも比較的に飼いやすいカメレオンです。
飼育環境さえ良ければ繁殖もし、長期にわたって飼育できるカメレオンです。
容器内には、観葉植物や木の枝など、掴まることができるものを置いて、枯葉やコケなどを敷きます。
また隠れることができるシェルター役のものも必要です。
コノハカメレオンの飼育温度は、人間にも快適な２２〜２８度程度が良いです。
照明は、紫外線量が少ない爬虫類用の蛍光灯で十分でしょう。
一番の問題はエサかもしれませんね。
小さいコオロギ、ミールワーム、シルクワーム、ショウジョウバエなどの昆虫を食べます。
そもそも、５〜６ｃｍの生き物ですので、エサとしての虫のサイズも限られてきます。
自家繁殖コオロギだけだと栄養バランス的に偏ってしまいますし、繁殖して大きくなったコオロギの処理にも困ってしまいます。
夏場にエアコンをずっとつけて、冬場には加温のための加湿器、また虫の養殖あるいは購入など考えると、毎月１万円ぐらいはコストがかかるかもしれませんね。
このように、カメレオンの中でも飼いやすいと言われるコノハカメレオンでも、本当に手間がかかりますが、飼育出来れば満足感は大きいので、一生に一度はチャレンジしてみたいものです。