一人暮らしでの地上デジタル放送の知識

いろいろとメリットが多い地上デジタル放送ですが、一人暮らしということに限ると、考えておかなくてはいけない点がいくつかあります。

まずは、対応しているアンテナがある、ということ。

そして、映像を映し出すテレビの問題です。

地上デジタル放送のウリである、高画質、これは確かにすばらしいものなのですが、同時にそれを生かすためのテレビにも、それなりのスペックが求められてきます。

スペースが限られている一人暮らしにとってみれば、３２インチとか４０インチとかの大きさはかなり場所をとることになります。

かといって１４インチ、１９インチくらいでは、正直、ハイビジョンの高画質を生かすことができません。

近い将来、本当に薄い壁掛け上のテレビでも登場すればいいのですが、それはまだまだ機能的にも値段的にも先のこととなりそうです。

それに、実際、地上デジタル放送自体も、地域によってはまだNHKしか観れないこともあり、そうそう、急ぐ必要はないといえるでしょう。

それでも地上デジタル放送を楽しみたいという人には、ワンセグをおすすめします。

ワンセグとはモバイル機器用の地上デジタル放送のことです。

ワンセグ対応の携帯電話は結構な人気があります。

このワンセグ、携帯だけでなく、パソコンでも観ることが可能です。

モバイル対応放送なので、画面は携帯サイズ、画質もよくはありませんが、パソコン上という特性を生かすことで、番組の録画、データの管理がとても楽になります。

パソコンのUSB接続で外付けできるワンセグチューナーなので、場所もとりません。

ノートパソコンなら、本当にロケーションフリーで、自宅、そして外出時、どこでもテレビをみることができるので、便利です。

ひとり暮らしのデメリット

ひとり暮らしをしていると、悠々自適に思えますが、実はそうもいかないことが多いです。

意外にお金が使えないのです。

お金が無くて何一つ思い通りに出来ない事もあります。

例えば、実家で暮らしている人は、美容室にもしょっちゅう行けますし､旅行やレジャー等を満喫出来ます。

それにあまったお金を貯金して結婚する頃までにはちょっとした小金持ちになる人もいたりします。

お金を溜めるには親元にいるのが最適であると言えるでしょう。

一人暮らしでお金を貯めるのは難しいかもしれません。

また、最も手放しでひとり暮らしをお薦め出来ない理由に 防犯上の問題があります。

変質者が家の前で待っていたり、のぞきが来たり、空き巣や泥棒に入られたり、ストーカーなども気をつけなければなりませんね。

一人暮らしをする上で、もっとも気をつけなければなりません。

ひとり暮らしを希望するほとんどの人が､ひとり暮らしをすれば､親からとやかく言われずに遊べると思っているのではないでしょうか？ でも､それは間違いです。

むしろ親元にいた方が遊べると思います。

それはなぜかと言うと、まず金銭問題。

ひとり暮らしをしていると､生活費でほとんどがなくなってしまいます。

遊べる訳がありません。

それから､家事をやらなくてはいけないので遊ぶ時間が減ります。

場合によっては､仕事と家事で疲れて遊べないなんて事も充分にありえます。

もし､自由気ままに遊びたいからという理由だけでひとり暮らしを考えているのでしたら、考えなおした方がいいかも知れませんね。

ひとり暮らしのメリット

ひとり暮らしのメリットについてお話します。

まずは、何と言っても自由ですね。

実家にいたら､住む街や家・家具はもちろんなかなか自分の思い通りに出来ません。

その点、一人暮らしをはじめれば部屋にしてもインテリアにしても、自分の好みの色や形のものを選ぶことが出来ます。

今後、結婚したとして相手の理想と自分の理想がぶつかって､妥協しなければいけないところが出てくる、なんて事は大いにあるわけですからそう考えると、自分の好きに出来るのは、今だけかも知れません。

充分に楽しみたいものですね。

また、ひとり暮らしをしていると生活力と自立心が備わってきます。

ひとり暮らしでの家事仕事は､日の当たらない仕事です。

誰にも指示されず､誰も誉めてはくれません。

そこが職場での仕事とは違い､つらい所だと思います。

つまり、そこで自分の意志の強さが問われます。

自立心を養うのに、一人暮らしは絶好の機会だと言えるでしょう。

誰にも頼らずにひとりで生活することは、自分に大きな自信を持つ事が出来ると思います。

親元で暮らしている人とは全く環境が違うのですから。

また、金銭感覚も養われると思います。

大抵の場合､自宅通勤（親元で生活する人）の人はいくらか親に生活費を払い、残った給料はすべて自分の小遣いとして使っているのではないでしょうか？これが普通だと思っていたら将来大変な事になります。

もし結婚したら自分の小遣いなど、ほぼ無いに等しいのが現実です。

今から浪費癖をつけないようにしておけば将来苦労しないで済むかもしれません。