「おひとりさま向上委員会」と葉石かおり

実践!おひとりさま道 やカッコイイ女は「おひとりさま」上手 の著者、葉石かおりさんは、岩下 久美子さんの「おひとりさま」継承者のひとりとして「おひとりさま向上委員会」の代表をされています。

この「おひとりさま向上委員会」の公式サイトがあります。

http://ohitorisama.hershe.co.jp/ohitorisama/index.jsp

岩下久美子さんの提唱した理念「仕事も恋もサクセスするために身につけるべき生き方の哲学」は「究極の女磨き」で、シングルの女性だけでなく既婚者も恋人がいる人もひっくるめた、すべての女性に身につけて欲しいメンタル・マナーを理想としています。

このサイトとNIKKEIネットの「おひとりさま」の極意――葉石　かおり(はいし　かおり)講座

http://smartwoman.nikkei.co.jp/culture/lecture/lecture.aspx?id=20030101rj163rj

を読むと、「おひとりさま」とは、男性よりも１０年も平均寿命が長い女性のステキに生きる生き方のメッセージかもしれません。

「おひとりさま」を読んでライフスタイルを知ろう

ライフスタイルを知るにはブームの火付け役となった書籍を読むのが一番です。


「おひとりさま」の説明より引用すると著者の岩下 久美子さんは99年2月から、女性が一人で快適に外食をしたり、旅をすることを応援する「おひとりさま向上委員会」を主宰。

現代女性の価値観の変化や新しい男女関係のあり方を、独自の視点から取材・考察している。

そうです。

レビューでは、「いい女＝一人でどこにでも行ける。とは思わないけれど、大人の女になれそうな本」なのだそうです。

また、一人で入れるお店や宿の紹介も載っているのは「おひとりさま」でなくても、たまには一人になりたい時の参考になりそうですね。


また、「最初の一歩を踏み出す勇気をくれる本かも。」というレビューもありました。


こういう本もオススメです
・カッコイイ女は「おひとりさま」上手
・男が知らない「おひとりさま」マーケット―最強のリピーター&クチコミニスト
・実践!おひとりさま道

「おひとりさま」の定義とビジネスチャンス

「30代以上、未婚、子供がいない女性」をコラムニストの酒井順子が「負け犬」とよんで大ヒットしたのは記憶に新しいと思います。

自虐ネタを売り物にした「負け犬タレント」「負け犬芸人」が自らをそう呼び、注目されました。

でも、この表現はネガティブで自虐的すぎることから、同じ境遇にある女性たちが自分たちの呼び名として「おひとりさま」を使い出したのがきっかけです。

「おひたりさま」の起源は、１９９９年に、ジャーナリストの故岩下久美子がすでに提唱されていたのですが、「負け犬」のヒットとともにふたたび注目されてることになりました。

「おひとりさま」の定義は自分ひとりの時間や生活を楽しむことができる「個」が確立した女性、という定義づけです。

この「おひとりさま」は消費を引っ張るパワーがあり、同年代の既婚女性の2.7倍も外食や洋服の購入にお金をかけていることから、「おひとりさま」にはビジネスチャンスがあるということで、企業は「おひとりさま」のライフスタイルを分析しています。

ひと昔前ならば、女性の一人旅や一人で宿泊はマイナーなイメージでしたが、今では女性の一人旅やビジネスホテルの女性一人プラン、高級ホテルの「おひとりさまプラン」なども積極的に展開されるようになっています。