パワーリハビリ

高齢者福祉は施設から在宅へという方向を政府は打ち出して来ています。

もっと増えるであろう高齢者を施設だけに任せ切れなくなることと、「ノーマライゼーション」（社会的弱者を分離しないで生活する）という福祉の理想に向かってのことです。

人里離れた「老人福祉施設」は街中の「グループホーム」に、そして在宅で老人を介護する家族をもっと援助するような形に変っていくでしょう。

そうするためには、今までの「介護を前提とした福祉」から「介護にならない老人福祉」を政府も勧めるはじめています。

そのひとつに「パワーリハビリ」というリハビリテーションがあります。

スポーツセンターにあるような筋トレ機器に似たような機器を使います。

高齢者には「とにかく歩きなさい」と言われますが、実は外に歩きにいけるような機能と気力を回復させることを目的にしています。

「老化に対するリハビリテーション」を目的にしています。